実斜面モニタリングデータに基づく AI・統計融合型斜面災害の早期警報システムの構築

Reference No. 2026a026
Type/Category Grant for General Research-Workshop(Ⅰ)
Title of Research Project 実斜面モニタリングデータに基づく AI・統計融合型斜面災害の早期警報システムの構築
Principal Investigator ハザリカ ヘマンタ(九州大学大学院・工学研究院 社会基盤部門・教授)
Research Period
Keyword(s) of Research Fields EWS、斜面防災、AI、統計解析、数理モデリング、モニタリング
Objectives and Expected Results 研究の目的:近年の豪雨災害激甚化により、道路沿線斜面の災害リスクが増大し、道路利用者の安全確保と通行機能維持のため、斜面変状の早期把握と交通規制・避難判断の高度化が喫緊の課題となっている。本研究では、盛土に加え、道路機能への影響が懸念される高リスクな切土のり面を対象に、実斜面モニタリングデータを用いた高精度早期警報システム(EWS)を構築する。これにより、斜面災害発生前の兆候把握と通行規制・災害対応判断を支援する実践的防災技術の確立を目指す。本研究の独創性は、観測データ、土質力学、数理モデリング、AI、統計解析を統合し、道路管理者の意思決定に直結する形で斜面挙動を統一的に評価する点にある。LPWA通信によりリアルタイムで収集される降雨、土壌水分、間隙水圧、斜面内変位等の観測データに基づき、統計解析およびAI手法を用いて通行規制や災害対応判断に資する前兆指標を抽出する。
期待される研究成果:本研究の成果は、センサーデバイス、通信モジュール、クラウド解析システムを一体化したソリューションとして製品化が可能である。「防災×AI」分野において新たな市場を創出するプラットフォーム技術として、国外への技術輸出や国際共同開発も展望される。さらに、JIS規格化や自治体向け導入ガイドラインの整備を進めることで、制度面からの普及・実装加速も図る。これにより、現場ニーズに根差した防災技術の革新を支えるとともに、学術界・産業界・行政が連携した社会実装のモデルケースとして、持続可能で実効性の高い地域防災インフラの新しい形となることが期待される。
Organizing Committee Members (Workshop)
Participants (Short-term Joint Usage)
村井 政徳(清水建設株式会社 土木技術本部 基盤技術部・主査)
太田 史朗(川崎地質株式会社 企画・技術本部・代表取締役専務執行役員 企画・技術本部長)
山地 孝昌(川崎地質株式会社 九州支社 技術部・技術部長)
水野 健太(若築建設株式会社 技術研究所 地盤・環境グループ・グループリーダー)
大石 正行(大起理化工業株式会社・代表取締役)
坂田 穣(スペースエンジニアリング株式会社・代表取締役)
藤白 隆司(地盤防災研究所(自営)・代表)
金谷 晴一(九州大学大学院 システム情報科学研究院 情報エレクトロニクス部門・教授)
滝口 収(アルセンス株式会社・代表取締役)
廣瀬 慧(九州大学 マス・フォア・インダストリ研究所・教授)
福本 康秀(九州大学マス・フォア・インダストリ研究所・教授)