誤り訂正符号と超平面配置の関係とその応用
整理番号 | 2022a020 |
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種別 | 一般研究-研究集会(Ⅱ) |
研究計画題目 | 誤り訂正符号と超平面配置の関係とその応用 |
研究代表者 | 中島 規博(名古屋工業大学・工学部・准教授) |
研究実施期間 |
2022年6月16日(木) ~
2022年6月16日(木) |
研究分野のキーワード | 誤り訂正符号,超平面配置,ハミング重み多項式,Tutte多項式,特性準多項式 |
本研究で得られた成果の概要 |
誤り訂正符号の理論において誤り訂正アルゴリズムの訂正能力評価に関わるハミング重み多項式と,超平面配置のコバウンダリー多項式(あるいはTutte多項式)には,簡単な変換式が存在し,本質的に同じ多項式であることが知られている.本研究の計画に至った動機は,上記2つの多項式の変換式を誤り訂正符号の研究者,超平面配置の研究者,その他関連する研究の研究者に周知し,応用面と理論面の両面において研究を活発に行いたいと思ったことである.本件に関して,研究代表者が上記2つの多項式の変換式に関する講演を行い,今後考えるべき問題の一つとして「コバウンダリー多項式を通したハミング重み多項式の準多項式化」が挙がった. 本研究集会がきっかけとして広げられている共同研究として,次の2つがある.1つ目は,名古屋大学の岡田聡一氏,講演者の黒田氏,辻栄氏の3人で議論する機会があり,今回の黒田氏の講演内容を含むテーマについての共同研究をする可能性が生まれた.2つ目は,辻栄氏と吉永氏が議論することにより,辻栄氏の講演に関係する共同研究の可能性が生まれた. |
組織委員(研究集会) 参加者(短期共同利用) |
中島 規博(名古屋工業大学・准教授) 阿部 拓郎(九州大学マス・フォア・インダストリ研究所・教授) |