環境負荷低減型斜面災害対策の現場適用方法の検討
整理番号 | 2022a024 |
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種別 | 一般研究-短期共同研究 |
研究計画題目 | 環境負荷低減型斜面災害対策の現場適用方法の検討 |
研究代表者 | ハザリカ へマンタ(九州大学大学院・工学研究院 社会基盤部門・教授) |
研究実施期間 |
2022年7月1日(金) ~
2022年7月1日(金) 2023年1月26日(木) ~ 2023年1月27日(金) 2023年2月23日(木) ~ 2023年2月25日(土) |
研究分野のキーワード | 斜面崩壊、防災対策、早期避難警報システム、SDGs |
本研究で得られた成果の概要 |
本プロジェクト研究では環境負荷低減型斜面災害対策の現場適用方法を追求することを目的とし、 7月1日に地盤工学を専門とする2名の研究者を招待し、公開講演会を開催した。その後、公開講演会での知見を踏まえて、福岡県某所における動態観測データと昨年度実験した室内模型実験のデータとの比較・検証を行った。これらについては、非公開プログラムで研究討論を2回行い、次年度以降もさらにモニタリングする現場を増やすことで、観測データの蓄積をしていく方針である。 今年度の研究討論を通じて、豪雨により発生する斜面崩壊の前兆現象を早期に捉え、有用な早期警戒避難システム(EWS)を現場で実装するための方策を練り、社会実装のための課題を抽出し、行動計画を策定できた。研究成果については、2023年11月に福岡市で開催される第2回環境に配慮した持続可能な建設技術に関する国際会議(CREST 2023)において発表する予定である。また、この行動計画については、2023年度以降、引続き進めていく予定である。 |
組織委員(研究集会) 参加者(短期共同利用) |
ハザリカ へマンタ(九州大学大学院 工学研究院 社会基盤部門・教授) 福本 康秀(九州大学 マス・フォア・インダストリ研究所・教授) 金谷 晴一(九州大学大学院 システム情報科学研究院 情報エレクトロニクス部門・教授) 河内 義文(株式会社ケイズラブ・代表取締役) 村井 政徳(清水建設株式会社 土木技術本部 基盤技術部・主査) 松本 大輔(日本基礎技術株式会社 九州支店 工事部・副部長) 石橋 慎一朗(日本地研株式会社 調査解析部 試験課・副長) 石澤 友浩(国立研究法人防災科学技術研究所 水・土砂防災研究部門・主任研究員) 田中 和明(九州工業大学大学院情報工学研究院 知的システム工学研究系・准教授) |