webアンケートデータを用いた水産練り製品の消費動向の解析
整理番号 | 2023a004 |
---|---|
種別 | 女性研究者活躍支援研究-短期共同研究 |
研究計画題目 | webアンケートデータを用いた水産練り製品の消費動向の解析 |
研究代表者 | 小南 友里(東京大学大学院農学生命科学研究科・助教) |
研究実施期間 |
2023年4月8日(土) ~
2023年4月8日(土) 2023年5月23日(火) ~ 2023年5月23日(火) 2023年7月18日(火) ~ 2023年7月18日(火) 2023年8月2日(水) ~ 2023年8月2日(水) 2023年8月28日(月) ~ 2023年8月28日(月) |
研究分野のキーワード | アンケート解析,消費者動向,多変量解析 |
本研究で得られた成果の概要 |
未・低利用海洋資源の食利用における有効策として,水産練り製品の製造に関する様々な研究が進められている.一方,日本人の食の欧米化によって,水産練り製品の消費量は減り続けている.このような研究と産業のギャップを解消するためには,水産練り製品の消費動向について客観的に理解し,現代の需要に合う製品設計を行う必要がある.そこで申請者らは,現代の日本人消費者における属性と水産練り製品の購買動機および敬遠理由について解析を行った. 2020および2023年実施のwebアンケート回答者の年齢階級別人口について直接法による標準化(Hazel, 2005)を行なった.基準集団をそれぞれのアンケート実施時点(2020年6月および2023年6月)における日本人人口とし,性年代について標準化を行なった.その結果,直近3年では水産練り製品に対して親しみをもつ日本人人口はほとんど変動していないことが示唆された.一方,水産練り製品の調理レパートリーに不足を感じている人口は増加傾向にあったことから,日々の食事に水産練り製品をどのように活用できるのかを発信することが,消費拡大において効果的な一手になると考えられる. |
組織委員(研究集会) 参加者(短期共同利用) |
時弘 哲治(武蔵野大学・教授) 植木 暢彦(株式会社鈴廣蒲鉾本店・魚肉たんぱく研究所 所長) 林 達也(中央大学・特任研究員) 中溝 量子(株式会社鈴廣蒲鉾本店・魚肉たんぱく研究所 所員) 椿 瑞穂(東京大学農学部・農学実験研習生) 岡本 悠雅(東京大学農学部・学生) |