機械学習と数理モデルの融合と理論の深化Ⅱ

整理番号 2024a005
種別 一般研究-研究集会(Ⅱ)
研究計画題目 機械学習と数理モデルの融合と理論の深化Ⅱ
研究代表者 佐々木 多希子(武蔵野大学工学部数理工学科・東北大学大学院理学研究科数学専攻・准教授)
研究実施期間 2024年10月12日(土) ~ 2024年10月14日(月)
研究分野のキーワード LiDAR,自動運転支援,交通流シミュレーション , Automated negotiation: Academic and Business motivation and Recent Advances. The general area is real world applications of AI,因果発見AI、説明可能AI
本研究で得られた成果の概要 本研究集会は,研究集会Ⅱ「機械学習と数理モデルの融合」(2023年9月)の継続と位置付けられる研究集会である.この研究集会に引き続き,機械学習と数理モデルの融合に焦点を当て,理論と実装の両面から議論をし,新しい課題の認識と分野を横断した研究協力体制の構築を目的とした.
2023年6月中旬から8月初旬まで東北大学材料科学高等研究所でg-RIPS-Sendaiプログラムが開催され,組織委員3名が所属する武蔵野大学の大学院生,学部生5名が参加した.そこでは,アメリカと国内の参加者がグループとなり,集中的に課題に取り組み,解決に至る道筋を学んだ.本研究集会では,g-RIPSで武蔵野大学の学生が参加したグループに研究課題を提供して頂いた大野正夫氏(株式会社IHI),石川光氏(株式会社IHI),Mohammad Yasser氏(NEC Corporation),樋口博之氏(富士通株式会社),g-RIPSに参加した大学院生を含む数理工学系の学生,数理工学系の分野を専門とする研究者が一堂に会して互いに補完しうる点等を議論し,社会課題解決のための新たな数理モデル構築の可能性を探った.
また,講演者を含む49名の方に参加登録をして頂いた.AIを活用する企業とトポロジー,ネットワーク理論,数値解析など多岐の分野にわたる研究者や大学院生が集まり議論することで,機械学習技術の様々な分野への応用と実装,共同研究体制の構築に対して大きな可能性が生まれたと考えている.また,関数解析など,数学理論に精通する研究者も参加し,機械学習の基礎理論の整備につながる有意義な議論を行うこともできた.この研究集会により,今後,一層充実した研究活動ができると期待される.
組織委員(研究集会)
参加者(短期共同利用)
佐々木 多希子(武蔵野大学・東北大学・准教授)
坪井 俊(東北大学知の創出センター・副センター長)
時弘 哲治(武蔵野大学・教授)
佐伯 修(九州大学・教授)
落合 啓之(九州大学・教授)