拡散MRIの信号値空間における信号値モデルの部分多様体としての性質の検討

整理番号 2025a015
種別 一般研究-短期共同研究
研究計画題目 拡散MRIの信号値空間における信号値モデルの部分多様体としての性質の検討
研究代表者 増谷 佳孝(東北大学・医学系研究科・教授)
研究実施期間 2025年8月4日(月) ~ 2025年8月5日(火)
2026年1月7日(水) ~ 2026年1月7日(水)
研究分野のキーワード 医用画像, 拡散MRI, 信号値モデル, 多様体
本研究で得られた成果の概要 本プロジェクトは、拡散MRIの信号値モデルのパラメタが表す生体の微細構造や機能の推定の頑健化を目的とし、信号値空間においてモデルが形成する部分多様体の幾何的性質を明らかにすることを目的として今年度に新規発足した。代表者以外は代表者と面識があり医用画像研究の経験があるメンバーを選定しているが、それぞれ異なるバックグラウンドを持つため、今年度は問題に関する共通理解を深めることを主眼として共同研究を行った。具体的には、リモートおよび対面でのディスカッションおよび公開セミナーである。公開セミナーでは、医用画像研究者を中心に企業や海外の参加者を含めてディスカッションを行い、広く問題を共有することができた。
また、上記の共同研究の成果に基づき下記の2件の学会発表(国内1件、国際1件)を行った。なお、これらの学会への発表申込はプロジェクト発足間もない4〜6月であり、その具体的内容が数理用語の適切な選択や関連する理論の紹介など数理的な観点からのアドバイスが主なものであり、問題解決に繋がる重要なアイデア提供やデータ処理作業などの直接的な寄与ではなく共著者となるのを辞退されたため、代表者以外のメンバーは著者に含まれていない。
次年度もプロジェクトを継続することが決定しており、問題解決に繋がる直接的な共同研究に発展させる予定である。

1. 増谷 佳孝, 一関 雄輝, 信号値空間における部分多様体による拡散MRIモデルの局所性状の定量化, 第53回 日本磁気共鳴医学会大会, 姫路, 2025年8月
2. Masutani Y, Konya K, and Ichinoseki Y, Quantifying Parameter Estimation Difficulty of dMRI Models by Submanifold Geometry in Signal Space, Computational Diffusion MRI (CDMRI) 2025, Lecture Notes in Computer Science, vol 16205, pp 57–68, Springer, Cham, 2026
組織委員(研究集会)
参加者(短期共同利用)
鍛治 静雄(九州大学・教授)
宇田 智紀(富山大学・特命講師)