産学連携と数理・暗号分野連携によるカードベース暗号の深化と新境地III
| 整理番号 | 2026a012 |
|---|---|
| 種別 | 一般研究-短期共同研究 |
| 研究計画題目 | 産学連携と数理・暗号分野連携によるカードベース暗号の深化と新境地III |
| 研究代表者 | 水木 敬明(東北大学サイバーサイエンスセンター・教授) |
| 研究分野のキーワード | カードベース暗号、秘密計算、ゼロ知識証明、有限群、アソシエーションスキーム |
| 目的と期待される成果 |
カードベース暗号は、物理的なカードと操作のみで秘密計算などを実現する研究分野であり、近年、理論的及び実用的観点からの研究進展とともに研究コミュニティが着実に拡大している。本研究は、2023年度以降のIMI短期共同研究によって形成されたコミュニティを基盤とし、分野全体の課題構造の再整理と、持続的な発展に向けた研究基盤の整備を主たる目的とする。 具体的には、拡大しつつある研究人口が継続的に成果を挙げられるよう、参加者による集中的な議論を通じて既存の研究成果や未解決問題を体系化する。特に、カード枚数、シャッフル回数、モデル制約といった評価指標の整理を行い、研究の位置づけをさらに明確化する。これにより、新規参入者を含む研究者間での共通理解を深め、分野外からの視点も取り入れた新たな研究展開の土台を築く。 期待される成果は、分野全体の見通しを改善する「研究課題構造の明確化」である。これは、研究テーマの重複を防ぎ、個々の研究の理論的位置づけを整理するだけでなく、将来的な論文化や新規共同研究の創出に向けた強固な基盤となる。技術的成果の個別の創出にとどまらず、人的リソースの増加という近年の変化を踏まえ、分野を持続的かつ安定的に発展させるための環境整備を行う点に、本研究の学術的・社会的意義がある。 |
| 組織委員(研究集会) 参加者(短期共同利用) |
須賀 祐治(株式会社インターネットイニシアティブ・シニアエンジニア) 宮原 大輝(電気通信大学・助教) 縫田 光司(九州大学・教授) 品川 和雅(筑波大学・助教) |