量子誤り訂正理論の表現論的アプローチと量子人材育成
| 整理番号 | 2026a034 |
|---|---|
| 種別 | 一般研究-短期共同研究 |
| 研究計画題目 | 量子誤り訂正理論の表現論的アプローチと量子人材育成 |
| 研究代表者 | 米澤 康好(Quantinuum K.K.・リードR&Dサイエンティスト) |
| 研究分野のキーワード | 量子コンピューティング、量子誤り訂正、量子人材育成 |
| 目的と期待される成果 |
これまでのIMI一般研究-短期共同研究の活動を踏まえ、以下を目的としている。 目的1:量子誤り訂正理論の表現論的アプローチによる研究: IsingエニオンはClifford演算しか実行できず、普遍的な量子計算ではない。非半単純な表現を取り組んだ一般化されたエニオンを用いることで、普遍的な量子計算が可能になることが先行研究により示された。これに基づく量子回路設計に取り組んでおり、量子エミュレータ上での実験を計画している。 目的2:量子人材育成: 現在、50量子ビットを超える量子コンピュータで量子アルゴリズムを実行できる環境が整っており、既存のコンピュータやHPCではシミュレーションが困難な段階にある(参考:Quantinuumは2025年に98量子ビットの商用提供を開始)。 公開プログラムでは、これまで1日で実施してきた量子コンピューティング関連企業によるビジネスアップデートを2日間に拡大し、量子コンピューティング業界の最新動向を幅広く共有する機会としていく。 期待される成果: 目的1では、一般化されたエニオンに基づく量子計算のシミュレーションし、現状の量子コンピュータ上でどのように振る舞うかを確認する。また、ここに量子誤り訂正の仕組みを導入することは別の課題であり、これについても併せて検討を進める。 目的2では、多くの企業に講演いただくことで、より多様な観点から最新情報を共有でき、量子コンピューティング業界の技術的ブレイクスルーや市場環境の変化を参加者が正しく理解しやすくなる。ユーザー側にとっては量子技術の導入判断や研究方向性を検討しやすくなるため、コミュニティ全体の知識基盤が強化されることが期待できる。 |
| 組織委員(研究集会) 参加者(短期共同利用) |
米澤 康好(Quantinuum K.K.・リードR&Dサイエンティスト) 落合 啓之(九州大学 マス・フォア・インダストリ研究所・教授) 村上 順(早稲田大学 理工学術院・教授) |