組合せデザインを用いた効果的なeスポーツの統計分析

整理番号 2026a038
種別 女性研究者活躍支援研究-短期研究員
研究計画題目 組合せデザインを用いた効果的なeスポーツの統計分析
研究代表者 足立 智子(静岡理工科大学 情報学部 コンピュータシステム学科・教授)
研究分野のキーワード 組合せデザイン, 統計分析
目的と期待される成果 最近,ゲームはeスポーツと認知され,国内eスポーツ市場規模は210億円を超えると推定されている.
申請者は,eスポーツに関する統計分析について,査読無しの技術報告なども含めて4件の研究実績がある(後述の研究実績欄に記載).これらの研究では,実験計画法の一元配置,回帰分析,主成分分析,階層分析などの研究をおこなった.しかし,大規模データの活用には至っていない.
申請者の専門分野であるラテン方陣や直交配列は,実験計画法などの統計学と深い関わりがある.実験計画法は,データ分析の技術・手法の一つである.定められた計画に基づき測定されたデータを解析し,因子の効果や交互作用を明らかにすることができる.ラテン方陣や直交配列を利用した因子の組み合わせを考えて実験をおこなうことで,実験回数を,すべての組み合わせを確認する回数から減らすことができる.
組合せデザインは,もともとは,統計学の実験計画法から生まれ,組合せ論、離散数学など応用数学と結びつき,発展してきた.
共同研究をおこなう予定の顧先生は,組合せ論に詳しく,ネットワークやAIへの応用についても研究されている.
本研究では,今までのeスポーツの統計分析に,組合せ論や離散数学の知見を繋げて,実際の対戦データを分析活用していく.大規模なデータを,組合せデザインなどの数学的知見を用いて扱いやすくし,すべての組合せ数での統計分析の結果と遜色のないような手法の開発を目指す.AIのレコメンド機能として使用できる方法を提案できれば,多くの人に使い勝手の良いものになるだろう。
組織委員(研究集会)
参加者(短期共同利用)
足立 智子(静岡理工科大学・教授)
顧 玉杰(九州大学 システム情報科学研究院 情報学部門・准教授)