ラオス女子教育停滞のメカニズム解明に向けた研究設計 ――混合研究法と産業・数理の統合的アプローチ
| 整理番号 | 2026c002 |
|---|---|
| 種別 | 随時募集枠-研究集会(Ⅱ) |
| 研究計画題目 | ラオス女子教育停滞のメカニズム解明に向けた研究設計 ――混合研究法と産業・数理の統合的アプローチ |
| 研究代表者 | 里村和歌子(アジア・オセアニア研究教育機構・准教授) |
| 研究分野のキーワード | 統計数理、混合効果モデル、統計モデリング、混合研究法、女子教育、ラオス、ジェンダー |
| 目的と期待される成果 |
ラオスでは、コロナ禍後に女子の大学進学率が急落した。周辺のASEAN諸国が同時期にレジリエンスを発揮して就学率を回復させるなか、ラオスだけが低下傾向を脱せずにいる。この対比は、ラオスに固有の構造的要因が作動していることを示唆している。本研究集会は、この問いに正面から向き合う研究プロジェクトのキックオフシンポジウムとして開催するものである。 女子の学業継続を阻む要因は、単一の視点では全体像をとらえることができない。個人や家族の意識の変化(社会学、ジェンダー研究)、構造的変数の測定・検証(統計数理)、労働市場の実態(産業界)という三層の異なる立場の参加者が同じテーブルにつくことで、「なぜ女子は学業を続けられないのか」という問いを、測定可能な変数と数理的構造として共同で定式化することが本集会の目的である。 期待される成果としては、質量の混合研究法を用いた調査設計の具体化と、産業界と市民社会を含む学際的ネットワークの萌芽的形成である。女子教育というローカルかつグローバルな社会課題に統計数理を組み合わせることで、人文社会科学における実証研究の発展と、さらにはSDGs(目標4・5)への貢献を目指している。 |
| 組織委員(研究集会) 参加者(短期共同利用) |
里村 和歌子(九州大学アジア・オセアニア研究教育機構・准教授) 甲斐 敏洋(福岡ラオス友好協会・理事・事務局長) 加藤 直子(桜美林大学グローバル・コミュニケーション学群・准教授) 廣瀬 雅代(九州大学マス・フォア・インダストリ研究所・准教授) 味志 優(九州大学アジア・オセアニア研究教育機構・助教) 徳安 祐子(九州大学医学研究院・学術研究員) 望月 敏洋(西松建設国際事業本部・ラオス パクセージャパン経済特区・商務部長・共同社長) |